自主防災訓練と高所救助訓練!
2014年11月9日
先日、新所沢団地の自主防災訓練に参加してきました。埼玉西部消防局の協力のもと、各自宅から集団避難、消火器訓練、AED訓練、担架搬送訓練、炊き出しなどが行われました。
そして今回の防災訓練の目玉は、所沢消防が誇る大型のはしご車を使用した高所避難訓練です。
なんと石原たかしは、この高所救助訓練に要救助者役で参加いたしました。はしご車に乗ったのは初めての経験です。高層マンションの6階からの救助でした。当初「それほど怖くはないだろう」という心境で臨みましたが、いざベランダの手すりをまたいで乗り越える時は怖さのあまり足が震えました。いったんはしご車のカゴに乗ってしまえば、地上に到着するのはあっという間でした。
消防官の方にお話を伺ったところ、「はしご車による救助は最悪のケースで、通常はベランダの壁を蹴破って隣家へ避難するのが早くて安全」とのことでした。大震災のような規模の場合は、消防隊もなかなか到着できない為、自力で、近隣と助け合って、迅速な避難ができるかが、カギと言えます。
このように、防災訓練に参加し、災害に備える意識を高めることも大切です。しかしその一方で、備えとともに、日頃からの近隣住民とのコミュニケーションこそ、万一の時の避難への協力や、逃げ遅れの発見、避難生活の助け合いにつながる基本ではないかと実感しました。
石原たかし