【市議会だよりの全戸配布】と【新所沢パルコ撤退問題】について
2021年5月16日
市議会が発行する公式の「ところざわ市議会だより」が今号(第198号)から
従来の新聞折り込み配布の方式から、市内全戸への配布となりました。
「初めてポストに投函された!」という方々からも、「初めて読んだ!」という方々からも、感想が届いています。
各議員の一般質問が掲載されるページには、私の一般質問も取り上げられております。
今回の市議会だよりには、【新所沢パルコの撤退問題について】の概要が記されています。
市議会だより掲載の内容に加え、要点をまとめると以下の内容を主張いたしました。
- 商業エリアマネジメントの必要性
(所沢駅前の一極集中ではなく、市内各エリアにバランスの取れた商業エリアの展開が必要です。) - 全市的問題としての対応の必要性
(今回は新所沢が舞台ですがこのような問題は市内他のエリアでも発生する可能性が十分にあります。) - パルコが存在することによる地域文化を守る必要性
(市内唯一の映画館の存在や、パルコは行政や地域イベントへの協力も積極的に行ってくれていることの文化的貢献度の高さも着目すべきものです。) - 健全な商業施設の維持の必要性
(以前の事例として、新所沢駅前の大型電気店の撤退後はパチンコ遊戯施設になっており、当時、近隣自治会から議会に請願が出されました。) - 近隣住民の日常の買い物環境の維持の必要性
(以前に市が行った消費動向調査では、近隣にお住まいの方のほか、並木地区、小手指地区はじめ広域から買い物客が来店している統計があります。また狭山方面からの日常的な来客も多いです。)
以上の背景を示し、各ポイントの対策を求め、最後に他市の商業施設の存続運動の事例を参考にしながら、所沢市としても、新所沢パルコの「存続へ」という市民の声に全面的な協力をしていただくよう要請しました。
以前のFBにも書きましたが、継続的にこの問題を議会で取り上げていこうと思っております。また進展がありましたら、こちらでもご報告します。