東北被災現場と消防局を視察
2024年11月12日
所沢市議会から選出されている埼玉西部消防組合議員として先週、宮城県の仙台市、石巻市を訪問しました。
仙台市では津波の大きな被害を受けた荒浜小学校を見学し、震災遺構として保存されている校舎内外を当時被災された方から解説していただきました。過去400年間、津波が来たことのない地域で、まさか津波が到達するとは思っておらず、多くの犠牲者が出てしまったことから、想定を超える災害への対応を地域住民を含めた訓練を行うことの重要さを感じ入りました。
石巻市では、震災で最も甚大な被害を受けた消防局である石巻地域広域行政事務組合消防本部を訪問し、被災しながらの救助活動の経験談を伺ったり、地震発生、津波襲来からの消防機能の復旧について解説を受けました。私からは、発災直後からの消防局と地元消防団の連携について質問などをさせていただきました。
いつ発生してもおかしくないと言われる首都直下型地震への備へは日々行ってきているところではありますが、東日本大震災当時、現場に直面した方からの声を聞く貴重な機会をいただいたことから、今後の消防議会での活動にも活かしてまいりたいと考えます。
所沢市議会議員
石原たかし