所沢の人口について
2023年10月9日
今月の市長選挙に関連して、所沢市の人口についてご質問を受けることが多くなってきました。
「所沢市から44歳以下の人口が〇万人も減っている」
という論調を見かけますが、この実態は日本の人口ピラミッドの構成と全国各地の自治体の人口ピラミッドはほぼ同じであり、おなじスピードでどこの自治体も減少しているという傾向です。
実際に足元で起きている人口動態について、その実態は【大幅な転入超過】
2022年の集計では、全国20位(+1927人)となっています。
所沢から引っ越して出ていく人より、所沢に新しく引っ越してくる人が多い。
つまり所沢市に住みたいとして「所沢市を選んでいる」方々が沢山おられるということです。
私も、厳しい都市間競争の時代に「選ばれる街」となることの必要性を提起してきました。
所沢市の政策と政策がリンクし合って街の総合的な魅力アップにつながり今、所沢市は「選ばれている」という成果となっています。
多くの場合、大規模な住宅開発が実施されればそれに伴い、新しい住民が流入し、人口増加となります。
近隣の例だと
越谷市(レイクタウンという新しい街を造った)
川越市(田んぼを沢山埋め立てて家を建てた)
はまとまった人口増加が起きました。
ちなみに、さらに所沢市は街づくり事業(土地区画整理事業)が進行中のもの計画中のものが4か所もあり、合計で約2500世帯、少なくとも約5000人以上の人口の誘致が見込まれています。これからもさらに目に見える形で、成果が表れる事でしょう。
所沢市に魅力を感じ、「選んでくれた」若い世代や働く世代と子どもたちの世代=ファミリー世帯を心から歓迎して、これからも未来につながる所沢をつくってまいりたいと思います。
※写真は、所沢市の人口推移と、人口ピラミッド(2020年)、日本全体の人口ピラミッド(2021年)です。
所沢市議会議員
石原たかし