認知症になっても暮らせる街へ
2022年5月13日
ゴールデンウィークの合間に、所属する健康福祉常任委員会で町田市へ訪問し、認知症に関する政策の先進的な取り組みについて行政視察を行いました。
認知症と診断されると、気力や希望を失ってしまう方が多い中で、認知症と向き合って、市民も自然に受け入れていくような取り組みでした。
町田市での「認知症カフェ」はスターバックスコーヒーが全面協力、当事者や家族だけでなくスタバに来たお客さんが飛び入りで交流しているとの現場の声が印象的でした。
・認知症と診断された方同士、励ましの場、仲間を作る場
・認知症をケアする家族の方の情報交換の場
・認知症と診断されても就労の意欲がある方への機会の提供
・認知症になっても住みやすい街をみんなで考えるサミットの開催
認知症になっても住みやすいまちを「まちづくり」として考えていく町田市の取り組みは非常に参考になりました。
ハコモノにみられるハードの面のまちづくりだけでなく、こういった「ソフトの面のまちづくり」の大切さを感じたところです。