渋沢栄一と所沢
2021年6月5日
一万円札の新紙幣の肖像や大河ドラマ『青天を衝け』の放映もあり、埼玉県の偉人、渋沢栄一を県内各自治体が力を入れて取り上げています。
私も渋沢栄一と所沢近隣の関係を調べようと先日、飯能市立博物館を訪問してきました。
「渋沢栄一と飯能」の企画展を拝見。
飯能戦争の舞台ということもあり、市をあげて熱心にアピールしていく様子がうかがえました。
そして、まちぞう(野老澤町造商店)の三上さんが、渋沢栄一が大正時代に所沢を訪問した記録を見つけられたと昨日知り、本日、早速おじゃましてお話を伺って、「渋沢栄一と所沢」の企画展を拝見しました。
三上さんの解説によると、渋沢栄一は大正6年に所沢を63年ぶりに訪問し、商工会議所で講演を行ったそうです。
(その前回、渋沢栄一が所沢を訪問したのはまだ江戸時代ということになりますね)
渋沢一族が戦った戊辰戦争の延長である飯能戦争の飯能市、渋沢栄一が設立に関わった旧黒須銀行のある入間市などこの所沢近隣、埼玉県内には渋沢ゆかりのスポットが数多くあります。
所沢も含めて、コロナが明けたら、密にならない歴史ツーリズムなど楽しめたら良いなと思います。
久しぶりにお会いできた、ひげじいこと三上さん、スタッフの皆さんも変わらずお元気そうでした。
飯能市立博物館のパネル写真は、女性の歴史ファンから人気のイケメン、渋沢平九郎さんです。
(尾高惇忠の弟で渋沢栄一の見立て養子。飯能戦争で自刃。)