中核市制度の議員研修会
2020年11月15日
金曜日は、全議員対象の議員研修会でした。
実はこちらの研修会は私が総務経済委員長として委員の協力のもと企画をさせていただいたものです。
所沢市は、施行時特例市ですが、中核市へ移行する要件を満たしており、しばしば議会や行政側でも移行検討の議論が生じてきました。
そして今全国に目を向ければ、中核市へ移行する市が実際にあったり、各所で議論が再熱しています。
最も大きな理由は、中核市に移行した場合は、市が単独で保健所を設置することになり感染症対策(目下は新型コロナウイルス対策)を効率的に行うことができるためです。
県の保健所と市の関連部署のやり取りで対策してきたものが、県から降りてくる感染状況・検査結果の情報を待つまでもなく、市の行政内部の連携で対策を行っていけることになります。(タイムラグがなくスピーディーに対応できることは、とりわけ目に見えない感染症対策には極めて重要です。)
総務省から、寝屋川市の副市長を務めておられた市町村課の課長補佐 田頭氏を講師に招き最新の事例を踏まえ、権限移譲へのプロセスなどを解説いただきました。
もちろん、所沢市の中核市への移行については、議会だけで決められることではありませんが、今回の研修により、全議員へ最新の情報共有ができたことは有意義であると思います。
今後の議会での議論に活きてくるものと考えます。