飯能市へ人口減少対策の視察
2016年5月27日
所属する会派、自民党無所属の会のメンバーで飯能市に視察に行ってきました。
テーマは、「人口減少対策としての移住促進政策」
飯能市は、平成26年、消滅可能性都市に指定されて以来、人口問題対策本部を設置し、この難局を乗り切るための方策を検討してきたそうです。
その結果、国の「優良田園住宅建設の促進に関する法律」の制度を活用し移住促進政策を進めています。
・田園通勤型・UIJターン型、農のある暮らし満喫型という類型でターゲットを設定し、市内でも人口減少が加速している地域に移住してもらおう
という内容です。
飯能市が推す「ほどよい田舎ぐらし」とは、普段は仕事で都会へ通勤しつつ、暮らしには自然を楽しみたいという層にはドンピシャリだと思います。
住宅の建築にも、地元の名産、西川材を使用した場合には補助金を出すなど、地域の産業への効果も期待されています。
私からは、移住者が既存の地域コミュニティに溶け込むのをどのようにサポートするのかという点や地主の方はじめ周辺住民の反応について質問しました。
すでに周辺に住んでいる方々は、移住促進政策には概ね好意的で、期待が寄せられているとのことでした。
街の特色を移住促進政策につなげているモデルとして大変参考になりました。
飯能市といえば、ムーミンパークの建設が決まって話題となっていますが、市役所の中にもムーミンのグッズが販売していて目立っていました。
石原たかし