入曽駅改札口への視察!
2015年8月20日
昨日は、お隣の狭山市へ市民文教委員会のメンバーとして視察に行きました。
今回の目的は、入曽駅の西口改札を新設した状況について市役所の担当者に説明を聞きに行くことです。当初私は「鉄道会社の事業になぜ、議会で視察に行くのか??」正直、いまいちピンときていませんでした。
しかし、行ってみて驚くことばかり、新たな発見や大切な視点を数多く持ち帰ってきました。
例えば、市から改札口新設の要望の提出に始まり、地元自治会・町内会としての要望、
市の駅前開発事業との兼ね合い、地権者との交渉や周辺住民への影響、そして議会からの後押しなど、行政・議会と不可欠の事態でした。
入曽駅の西口改札新設の経緯は、昭和55年に市から西武鉄道へ要望され、実際の利用開始は平成8年という長い年月がかかりました。
費用負担は全額、【市の負担】で約2億円です。
ちなみに、JRでは、自治体の要望で新たに改札口を増設した場合は、それに伴い増加した駅係員の人件費を10年分【市に負担】させるとのことでした。
さて、大いに参考になった今回の視察、所沢市で今、実際に計画されている「西所沢駅の改札口増設」の議論の際に役立てて参りたいと思います。
石原たかし